proj-poverty Social Hack Day 35 2022-01-22
■タイムスケジュール(案)
11:30-11:45 自己紹介、PJの目的・現状の確認
11:45-12:30 ディスカッション①:今後の方向性(スターチャート? 国の調査データ利活用? ……)
12:30-13:30 昼食
13:30-15:00 開発タイム①:スターチャートづくりに着手(たとえば日本社会が100人で構成されていたら格差などはどう見える化できる?)
15:00-15:30 中間報告(全体)
15:30-16:15 開発タイム②:スターチャートづくり
16:15-17:00 ディスカッション②:今後の進め方
自己紹介
しらとりさん
大学教員
とくらさん
北海道で地域課題に取り組んでいる
ゆいせき
プロジェクトマネージャー兼ソフトウェアエンジニア
最近は炊き出しの現場に参加させてもらったりしている ふくしまさん
コンサルティング企業
スターチャートのペルソナ作りに興味あり
ふるはしさん
X線画像処理など医療情報分野のお仕事
趣味でTwitter分析やったりしている
Mukeshさん
motoさん
北海道
大学四年生
社会学
教育格差
貧困問題に関心あり
防窮訓練の紹介 by Koichiro Shiratori.icon めっちゃ効果あった
60人の学生と防窮訓練した
スケールできそう
なるほどtkgshn.icon*3
提案 by Koichiro Shiratori.icon
■提案1
スターチャートの開発を再開してはいかがでしょうか?
@yuiseki さんも戻ってきたことですし、下記のプロトタイプのように、「日本社会が100個の星が見える夜空だったら」という方針で、収入の分布やいくつかの属性でのマジョリティ/マイノリティの分布を動くバブルチャートで表示するものです:
スマホで触れるのであれば、防窮訓練プログラムに組み込めますし、貧困や格差や社会的包摂に興味を持ってもらうきっかけになると考えています。
みんなで日本社会のデータの平均やばらつきに合うようにペルソナを100体つくり、年ごとのデータを付与し、開発チームに渡す感じになると思います
■提案2
国の調査データを公的支援制度の周知のために利活用していきませんか?
次の記事をご覧ください:
内閣府の子ども貧困調査が描き出す「不都合な現実」
公的支援制度が使われていない
報告書では、「支援の利用状況や効果等」という項目を立てて、支援制度の利用状況と、利用していない場合にはその理由を聞いている。全体、準貧困層、貧困層、ひとり親世帯と細かい分類があるが、ここでは貧困層のものをみていこう。
今回の調査で収集した調査票情報は、統計法に基づき、学術研究者らが研究分析に用いることが可能となっている。
スターチャートの開発を再開したいというモチベーション
防窮訓練で受け身になりがちなのをもっと当事者意識を持ってもらいたい
いろんな人がいる
シリアスな雰囲気に乗ってくれる人もいれば、醒めている人もいる
貧困の当事者意識のない学生もいる
単なる静的なグラフに刺さらないような層に刺さるかもしれない
ボタンを押したら特定の属性だけ絞り込めるとかいったインタラクティブ性があると良いかも
各ペルソナにコメントをできたりするとより孤独ではないと思えるかも
新しいコメントが気になって再訪問するかも
なんでも自由に書き込めるとネガティブなコメントがつくかも…
絵文字リアクションでも良いかも?
五択にするとか?
感想
Furuhashiさん
視覚的なインパクトはあると思った
詳細なペルソナが見れるのも良い
ペルソナは具体的なほうが良いと思う
motoさん
人によって受け取るメッセージが違うだろうと思った
経済格差の当事者が見たときにどう感じるか
経済格差を突きつけてしまうことになる
落ち込まないような配慮が必要
【参考資料】
グラフでみる世帯の状況
国民生活基礎調査の結果に基づき、わが国の世帯及び世帯員の状況をグラフ化してまとめたもの
https://gyazo.com/a989f2933fe1dd239c8aa1137b71fdec
これはわかりやすいyuiseki.icon
https://gyazo.com/286e48883027912e99b2f38cedc041d3
貧困関係
https://gyazo.com/6ed48af85b6947154f23d1db1a072d83
https://gyazo.com/34c844a103b4a962c5a04d435d24ce42
スターチャートの方向性について
すべき見える化、すべきではない見える化とは? (知らないほうがよいことも?)
なしうる配慮??
現実を突きつけることについて
健康診断も厳しい現実を突きつけられるが…
余命宣告とかも…
Motoさん
自分ごととして感じるか、細分化し過ぎるとジャストミートで傷つく
tokuraさん
事実を見せられたあとに「じゃあどうすればよいの?」が見えると良いかも
yuiseki.icon
自分より裕福な人と比較すると不幸に感じたりする
tokuraさん同様、ネクストアクションがあれば、前向きに考えられるかもしれない
Furuhashiさん
見せ方、デザインもある
国のデータは無機質で客観的な感じ
キャッチャーすぎると馬鹿にしているような感じになってしまうかも
ディスカッション
上のほうをカットしちゃうとか?
デフォルトでは裕福な層をスクロールしないと見えなくするとか
ターゲット(誰に)
若者
社会の見取り図を持ってないまま社会に放り出されてしまいそうな若者
視野が狭まって追いつめられてしまっている
追い詰められた状態で見ると……逆効果に?
具体的なペルソナ
自分の周りにいる学生 by Koichiro Shiratori.icon
20歳くらい
親に言われて将来の進路を決められている
その進路通りでなければ生きていけないと思っている人
視野が狭くなってしまっている人は、
頭の中でわかっていてもそういう価値観のコミュニティに属しているから抜け出せない by motoさん
違う価値観のコミュニティがあってそこに属していると思えるかどうかが必要になる
いろいろな人生があることが頭でわかっていても自分の人生に適用できると思えないといけない
満足度なども示すと多様な価値観、尺度(健康、家族、友人……)を示せるとよいかも
満足度は収入だけでないのでデータ化の際には参考にできるかも? by Fukushima Masayo.icon
https://gyazo.com/85a4bc1b2499ecaeef74932e4b54da75
https://gyazo.com/51bce4132ad1ae62f5b0fd99fa341442
メッセージ(何を)
所得を見ようという話ではない
多様であることを受け入れてほしい
+1tkgshn.icon
社会の模型をつくる
人間だれしも頭の中にモデルを持っている by Koichiro Shiratori.icon
コンプレックスのある人は、世界の特定の部分が肥大したモデルを持っているという考え
中間まとめ
ターゲット(誰に)
社会の見取り図を持ってないまま社会に放り出されてしまいそうな若者
メッセージ(何を)
多様であることを受け入れて生きていくしかない
注意すべき点
ありのままの現実を突きつけられると傷つくこともある
自分より良い生活をしている人がいると知ると妬む
細分化しすぎるとジャストミートすることがある
解決案
自分が一人ではないことを示す
ネクストアクションを提示する
細分化しすぎない
次のステップ
社会が多様であることを可視化するための、現実的に実現可能な指標を検討する
指標のアイデア
お金
所得
就労状況
職業の選択肢(選択できないのはつらい、田舎における職業の選択肢は少ない)
健康
障がいの有無、ありよう
時間
可処分時間
自由にできる時間がペルソナによって異なるはず(例:ワンオペor親が近くにいる)
対人関係
所属するコミュニティの数(社会との接点の数、例:職場と家庭だけ)
教育機会(スキルアップする場へのアクセス(社会人))
環境
自然環境(都市と地方)
インフラ(水道、ガス、電気、交通、インターネット環境)
主観的満足度
今の自分の満足度を表現。
ペルソナのライフストーリー? (イメージしやすくする)
属性のアイデア
年齢
性別
婚姻状況
子どもの人数
職業
学歴
居住状況(独居、世帯人数)
ルーツ(国籍?出身?)
表示するためのアイデア
現行:散布図。縦軸が年齢、横軸が所得、散布図のプロット=スターの大きさが満足度
今後
縦軸:年齢
横軸①:選択式? (所得、健康状態、時間、対人関係、満足度……)
横軸②:主観的満足度
横軸③:選択式 + スターの大きさで表現する指標も選択式
例)健康状態を横軸:星の大きさを主観的満足度
マウスオーバーで全指標を表示する
チェックボックスなどで表示切り替え? (光る色など?)
意思表示のボタン??(「いいね」「Mee too」「一緒にがんばろう!」「大切だね」……)
「これ自分だ……」ボタンyuiseki.icon
+2Koichiro Shiratori.iconFukushima Masayo.icon
属性でフィルタリングして、自分に近い属性のスターを絞っていけたらよい
+1yuiseki.icon
ワークできる(絞り込んで、「これ自分だ……」を押してくる
これ作り直したほうが良い気がしてきたyuiseki.icon
触っていて面白い
非常に参考になる!!!yuiseki.icon
+2Koichiro Shiratori.iconFukushima Masayo.icon
「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書
内閣府 政策統括官(経済社会システム担当)
ネクストアクション
yuisekiさんと、集まった情報を共有して、データ構造を検討する
モックデータ=日本を100人にした場合の、年齢別の、各指標・属性のCSVファイル
yuiseki.iconが可視化の開発に入れる、古橋さんも声をかける
ステップ2)スプレッドシートを埋める(白取、古橋、戸倉、福島)
2つくらいデータが埋まっていたらGo??
ステップ3)リアルなデータを反映(SHD前に始まっているかも? yuiseki、古橋、福島)
データの分布の情報
最低限、平均と標準偏差が必要
年齢別のデータが必要
変数間の相関の情報
分析してある報告書や論文があるとよい
yuiseki.iconメモ
スターチャートのデータ構造をちゃんと考える
ちゃんと考えないと破綻する
code:csv
year,age,indicator_1,indicator_2,indicator_3,indicator_4,indicator_5,job,gender,comment
スターチャートをちゃんとした形で作り直す
いまあるのはあくまでプロトタイプなのでコードが荒い
Herokuで動かしているのでお金が掛かっちゃっている
スマホでも閲覧できるようにする
Viteで作り直してGitHub Pagesあたりに置く